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2012年11月14日水曜日

Optimus G LGL21 レビュー(1)

AppComing様よりauのLG Optimus G LGL21 アストロブルーをお借りすることが出来ましたのでレビューします。11月2日にau LTE対応機種として6機種が一斉発売されました。ほとんどが夏モデル時の最高CPUであるMSM8960 1.5GHzデュアルコアなのに対して、唯一APQ8064 1.5GHzクアッドコアが搭載されています。また、RAMもほとんどの機種が1GBの中、この機種は2GBという現時点ではこれ以上ないハイスペック仕様になっています。

こんな感じでハイスペック仕様なのはお分かり頂けたと思いますが、実際の使いやすさは別問題だと思うので、その辺の使い勝手を中心に書いていきたいと思います。

スマートフォンを使う上でまず最初にやることはスリープ状態からの復帰になります。何当たり前のことを言っているんだと思われますが、毎日というか1日に何回も行う動作なので、スイッチを押しやすいかどうかは非常に重要なことです。

001 電源

写真のように片手で持ちながらスイッチを押すには本体上部をホールドしないと押せません。スリープから復帰した後、操作するためにホールドする位置を下に移動しないといけませんが、その動作の過程で落とさないようにするのに慣れるまで時間がかかりそうだと思いました。もちろん左手でスイッチを押せば何の問題もありませんが、電車で片方の手でつり革を握っている時などに、もう片方の手だけで操作するのは大変そうです。個人的にはスイッチを側面に配置してくれればと思いました。

次にすることはロック解除ですが、スワイプすると水滴が広がるような感じで非常に美しい画面エフェクトになっています。ただのロック解除なんですが、癖になる美しさでテンションが上がります。色々な端末を触ってきましたが、これが一番気に入っています。なお、画面エフェクトはデフォルトで「しずく」になっていますが、他にも「基本」「葉」「インク」に変えることが出来ます。

002 ロック解除

ちなみに、ロック画面には「電話」「SMS」「Eメール」「カメラ」のショートカットがありますが、「設定」→「画面のロック」→「時計とショートカット」で自由に変更出来ます。このように自由にカスタマイズ出来るのは重要なポイントだと思います。

003 ロック画面設定

ホーム及びブラウザなどのタッチ感は最新CPUを積んでいるからなのか、あるいはLGのチューニングが上手いからなのかは分かりませんが非常にスムーズです。スマートフォンの最も重要な部分でイライラすることは少ないと思います。ただ、ホールド感は大きい上に角ばっているので、片手での操作性はあまり良くありません。

004 ホールド01

005 ホールド02

1枚目の写真のように中指、薬指、小指でホールドすると親指をバックキーで押すのに苦労します。2枚目のように端末の下を小指でホールドすればバックキーを楽に押せますが、そうすると親指が端末の上の方を操作出来ず使い勝手が悪くなってしまいます。4.7インチの大画面液晶なので仕方がない面もありますが、同じ4.7インチのDIGNO SはOptimus Gより幅が3mm短くて持ちやすい(その分1.2mm厚くなっていますが)だけに、もうちょっと額を細くして欲しかったと思いました。ただ、横向きで持つ際のフィット感は非常に高いので、動画などを長時間見るのに向いていると思いました。


以上、物理的な使い勝手に関してのレビューでした。次回はソフトウェア的な使い勝手に関してレビューします。

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