リークされていた通りiPhone5が9月12日に発表されました。発表直後から様々なメディアで報道されまくったのでここで書くことはないと思うのですが、リーク情報との検証と言う意味で振り返りたいと思います。
・名称は”iPhone5”ではなく、”The new iPhone”に。
→ iPhone5でした。ある意味最も大きなサプライズだったかも?みんながナンバーが外れると予想していたので逆を突いたとしか思えませんが、本当のところは分かりません。
・発売日はアメリカで9月21日。日本でも9月21日が有力も、10月5日(第2陣)の可能性も。
→ ほぼ正解でした。日本ではau、ソフトバンク共に9月21日(金)発売です。
・キャリアはauとソフトバンク。SIMはmicroSIMからnanoSIMに変更。
→ 正解。これに関しては実物が出ていたので疑いようもなかったかもしれません。ちなみにnanoSIMはただ小さくなっただけではなく、厚さも15%ほど薄くなったとのこと。さらにSIMフリー版でdocomoのSIMをnanoSIMのように小さく薄くしたとしても使えないという話も出ています(未確定情報)。
・アメリカではLTE対応。日本ではauが10月末からLTE開始との噂。auのLTEはサービス開始直後からdocomo並のエリアをカバーしているらしいですが800Mhz帯がメイン。一方、ソフトバンクは秋以降開始と発表も、エリアの広さは未知数。新型iPhoneが2Ghz帯しかカバーしなかったら、現状ではどちらも駄目そうです。どちらにしろ、発売直後は3Gのみしか利用出来ないと思われます。
→ 個人的には最大のサプライズで、まさかの発売日からLTE対応に。auのLTEは2年間5460円(キャンペーン価格)。iPhone4Sのスタートキャンペーン(4980円)と比べると500円増しに。ソフトバンクのLTEも5460円。3Gの時は4410円だったので1000円以上の値上げです。ソフトバンクのフラット定額は安いからという理由で使っているユーザーが多いと思いますが、そういうユーザーはどう動くか気になります。なお、auはMNPの場合980円*24ヶ月割引、ソフトバンクもMNPの場合980円*24ヶ月割引、機種変は490円*12ヶ月割引キャンペーンがあります。なお、auは7GB制限(制限を越えたら128kbpに速度低下、または追加料金を払えば制限解除)がありますが、ソフトバンクは制限なしとのこと。ただ、auはテザリングに対応していますが、ソフトバンクは対応していませんので、どちらを取るかということになると思います。速度的にはauは基本的に75Mbps、ソフトバンクはほとんどが37.5Mbpsで、エリア的にもauの方が広いんじゃないか言われているので、LTEサービスに関してはauの方が先行しているとの噂です(まだサービスが開始されていないのであくまで事前予想です)。料金プランなどは分かりにくい方もいると思うので、時間があれば改めて投稿するかもしれません。
・画面サイズは3.5インチから4.08インチに。それに伴い、解像度は960*640から1136*640に。
→ 多分正解。発表は4.0インチですが、端数は端折られることがあります。実際に計ってみないと分からないですね。
・ディスプレイは当初はIGZO液晶との噂もありましたが、そうでなくインセル型液晶の模様。それにより、厚さは9.3mmから7.9mmへと薄くなったようです。
→ インセル型液晶は正解でしたが、厚さはさらに薄い7.6mmでした。ただ、世界で一番薄いスマートフォンというキャッチコピーはどうかと?NECのMEDIASや他にも数機種あると思いますが。。。
・背面が金属に。
→ 正解。
・CPUはA5からA6(Exynosベースのクアッドコアとの噂も?)に。メモリは0.5GBから1GBに。
→ A6でしたが1.0GHzのデュアルコアでした。今のアンドロイドは1.5GHzのデュアルコアやクアッドコア、さらに冬には1.7Ghzになることが予想されているので、数字だけ見ると随分低いクロック数だと思いますが、ベンチマークの結果はTegra3(クアッドコア)搭載のNEXUS 7と同じくらいだそうです。ただ、クロック数が低いのでバッテリーの持ちも良く、発熱も少なそうな気がします。なお、メモリは発表されていませんが1GBで正解のようです。
・カメラの物理的変更は特にない模様。
→ iPhone4Sから大きな変更点は特にないようです(もちろん、1年経っているので洗練された部分はありますが)。また、今回からAndroid 4.0で標準搭載になったパノラマ撮影に対応したようです。
・バッテリーもほとんど変化なし(1420mAh→1440mAh)。ドックコネクタがMicro-USBくらいの大きさに。
→ 正解。コネクタが小さくなった理由は端末を薄くするためだそうです。
・OSは6.0に。6,0からは今までグーグルマップだったのが、アップル製のマップに。その他の変更は既に発表されているのでこちらで確認して下さい。
→ 正解。ただし、アップル製マップで売りのFlyoverは今のところ日本は未対応です。マップ情報もグーグルマップに比べるとまだまだのようです。
・NFC搭載との噂がありましたが、非搭載のようです。
→ 正解。非搭載の理由はPassbookだけで十分と考えているからだそうです。詳細はこちら。
・価格はiPhone4Sと同じ模様。容量も16GB、32GB、64GBと同じようです。
→ アメリカに関しては正解。日本に関しては値上げです。ただ、実質価格だと変わりません。
というわけで、ほとんどがリーク通りでiPhone5に関しては大きなサプライズはありませんでした。むしろ、iPod touchのカラフル展開化やiPod nanoのサイズ変更の方がサプライズだったと思います。また、予想されていた通りiPad miniの発表もありませんでした。ただ、9月に量産体制に入ったというリークもありますので、近々(10月)発表されるのは間違いないと思います。
Android(アンドロイド)やiPhone、WindowsPhoneなどのスマートフォンやタブレット端末のレビューや雑感を中心に書いています。
2012年9月17日月曜日
iPhone5 発表後おさらい
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